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卒業生からのメッセージ

 

エステ、ネイル、ブライダル、ヘア・メイクなど、美の最前線で活躍する、AOBのOB・OGたち。
心の美しさも学んだ先輩の活躍を、垣間見ます。

 

ブライダル:福嶋真里奈さん

2008年6期卒業(山梨県東海大甲府高校出身)ウェデュール・マリア
 
人生最高のブライダルの仕事だから、
まずは自分の美意識を磨いて。
 
ウエディングのドレス選びとヘアメイクの仕事をしています。この仕事で大切なことは、美に関する幅広い知識と、丁寧な接客態度です。美意識の高い花嫁様が多く、AOBで学んだ知識で今無駄になっているものは一つもありません。ブライダルとメイクの勉強はもちろん、ドレスの色選びにはカラーの勉強が活きています。また、たとえエステの施術はしなくても、学んでいるお陰で肌トラブルのアドバイスができ、お客様との信頼関係が築けるようになりました。
 
親身なコミュニケーションで好みを引き出し、本当に似合うものがお勧めできた時、「素敵な結婚式になった、ありがとう」と言っていただけ、何よりの喜びになります。私たちスタッフにとっては数あるカップルの一組でも、お二人にとっては人生最大の瞬間です。一組ごとに特別感を持って接するようにしています。
 
働き始めて一番の実感は、丁寧で真摯な接客態度です。カップル、親御さんだけでなく式場や業者さんにも対応するので、AOBで学んだビジネスマナーが本当に役立ちます。もっと時間を増やして学びたかったくらいです。クレーム対応も勉強しておいてよかったと切実に思います。ブライダルでは大きな金額が動くので、気をつけていても予算オーバーなどクレームが発生します。そうならないよう細かく金額をお伝えする反面、せっかくの幸せ気分を壊さないような言い方も必要で、“バランス力”が大切だと痛感しました。
 
私が日々自分に言い聞かせているのは、まずは自分の美意識を高めることです。例えば、メイクをしてくれる人がきれいでなければ、やってほしくないと思うものだからです。花嫁様と一緒にヘアメイクのシーン撮影をすることもありますが、ここで私がきれいでないと、大切な思い出を汚してしまうことにもなります。ネイルやスーツの身だしなみ、ヒールのかかとという細部まで、いつも気遣っていたいと思います。そして同時に心も育てていきたいです。
 

メイク:高橋大輔さん

2004年2期卒業(愛知県津島東高校出身)YKプロジェクト
 
メイクは日々のセルフプロデュースの一つ。
技術と心、両方あって活きるものです。
 
メイクへの興味がここまで膨らんだのは、AOB生活で培われたものが大きく影響しています。最初は目的もなく母に進められるまま入学しましたが、それが今では、メイクと自分の可能性を模索して必死になっています。
 
AOBの何が僕を変えたのか。勉強と生活環境のすべてです。日本中から集まった学生の考えに触れられたことは、カルチャーショックでした。仲間の個性がぶつかり合い、時にはライバルになり、周囲の強い意志に圧倒されないように自分も強くなりたくて必死で学びました。初めての一人暮らしでライフスタイルが一変したことは、自立・自活の自覚になりました。自分は何をして生きていくのか、と将来を考えるようにもなりました。もちろん悩みも多いけれど、今の必死な僕に生まれ変わったと思います。
 
卒業後は外資系化粧品会社に就職し、新宿や銀座などの主要店舗で販売実績を積み、3年半勤めて退社しました。現在は、化粧品のメイクアップ講師やイベントなどの活動をしています。第一線で活躍するAOBの講師の方々は、僕ら学生の一人ひとりを把握していてくれました。疑問や意見をぶつければ、必ずフィードバックをくれました。がんばったら、がんばっただけのことがあるんです。そうやって先生方と意思疎通ができたお陰で、自分の弱点や良い点が客観的に分かり、“自分”というものが見えてきたように思います。技術だけでなく、“人を見る”ということを教わりました。
 
メイクも、技術だけでなく、心が大切だと僕は考えます。メイクは、人の心の現れだと思うからです。そして、毎日の素敵な自分をセルフプロデュースするものです。学生時代はとにかく何でも楽しんでください。失敗も含め、楽しんだ者勝ちです。僕も社会に出て何度も打ちのめされていますが、そのたびに一から構築し直してがんばっています。この思いをどんどん成熟させ、幅広くいろんな人に美の喜びを発信できる存在になりたいです。
 

エステ:平賀さやかさん

2006年4期卒業(山梨県韮崎高校出身)サ ヴォワール・代官山店長
 
働きながら資格も獲得。
これからも目標を持って突き進みます。
 
AOBを卒業し3年になります。私が働くサロンは隠れ家の雰囲気があり、働く女性が多くいらっしゃいます。年齢層は幅広く、お客さまとの会話には高いレベルが求められます。お仕事のお話から時事に至るまで、私の方が常に教わる立場。お客さまに勉強させていただいていることを実感します。
 
会話の知識を豊富にするため、毎日の努力も欠かせません。社会に出ると、エステティシャンとして技術の向上はもちろん、接客、商品の在庫管理、顧客管理、サロンの空間づくりなど、様々なスキルが必要になります。初めてのことを次々と勉強しなければなりませんが、こんな時、AOBでの学びがとても役に立っています。エステ以外に、ネイル、メイク、カラーと多彩に学んだお陰で、どんなことにも興味を持って取り組めるのです。在学中に先生方に言っていただいた言葉の意味も、今になって「こういうことだったのか!」と分かるようになりました。単純なことですが、「体は資本」は本当にその通りなのです。
 
プロのエステティシャンの責任は、お客様の心身のリラックスと、結果をきちんと出す、という点にあると思います。お客様の大事な時間と体をお預かりしているのですし、特にブライダルの花嫁様には目標達成の期日も決まっています。最近、技術だけではなく、お客様の心をいかに引き出すか、ということの大きさにも気づかされました。お客さまのことをもっと知りたいと思うと同時に、私のことをもっと知っていただきたいと思うのです。“人間力”がとても必要だということが分かりました。これからもますます、技術にも人間性にも磨きをかけていきたいと思います。
 
仕事をしながら勉強し、今年はTEA(日本エステティック協会認定トータルエステティックアドバイザー)の資格に合格しました。資格を裏づけにして自信がつけば、声を大にして技術の素晴らしさをお客様に伝えていくことが出来るのです。この仕事は、自分自身を成長させながら進んでいけるものです。皆さんもぜひがんばってください。
 

ネイル:牛山紅美さん

2008年6期卒業(長野県富士見高校出身)Lisse銀座店
 
スタッフの空気感や、部屋の掃除。
キレイは見えないところで伝わります。
 
“キレイ”の技術を身につけたいと思った私がAOBに入学したのは、カリキュラムの内容と、小淵沢の自然も魅力だったからです。落ち着いた環境の中、美容の様々を学び、念願叶ってネイリストとして東京の銀座に就職を決めることが出来ました。
 
私の勤めるお店は銀座の一等地にあります。お客様の年齢幅は広く、キャリアウーマンやマダムとレベルの高い方ばかり。なので一番気をつけているのは、正しい言葉遣いでの接客です。AOBのマナーの授業が充実していてよかった、と本当に思います。また、エステ、メイク、ブライダル、マクロビオティックと様々な知識が備わっているので、施術中のお客様との会話をスムーズに盛り上げることができます。
 
一年間勤めて感じたのは、お店の空気感が良くなければお客様はリピートしない、ということです。技術だけのネイルサロンはいくらでもありますが、大切なのは目に見えない空気感のほうで、スタッフ同士が普段から作るコミュニケーションが物を言うのです。そこに技術が伴って初めてリピーターが増え、私も今では多くの指名をいただけるようになりました。美容業界の社会人になるなら、自分からきれいになる、という気持ちが大切だと思います。それはメイクやファッション以前に、自分の部屋を掃除するということです。私も部屋を掃除するようになって、心も澄んだように毎日が気持ちよくなりました。部屋が汚いと自分のことしか見えません。部屋がきれいになると周囲が見えて心配りができます。掃除は、接客業に絶対に必要だと実感しています。
 
将来は、ネイリストとして成長したいと同時に、アーティストとしても力を発揮したいです。AOB在学中に制作したネイルやドレスの作品を、今も後輩の皆さんが参考にしてくださっているそうですが、本当に嬉しく、制作意欲が高まります。コンテスト出場や、アメリカで学ぶこと、いつかは個展が開けるように、これからも努力していきます。